中級者向け攻略
初心者向け攻略ではダメージを最小限に抑えるために高い位置から攻めるのを基本戦術としていたが、その方法は見切られやすく、スマブラー相手には着地狩りを狙われやすい。そこで中級者向けの攻略では、攻めの中心を高高度からの攻撃から空中後に切り替え、にわか仕込みの戦術から本格的な戦術に移行することを目標とする。
空中後をマスターする
発生の早さ、判定の強さ、ふっとばし力の三拍子が揃った空中後は立ち回りにうってつけで、序盤戦からフィニッシュまでお世話になる。後向きのワザを前方にいる相手にも使うというのが初心者にとってはネックかもしれないが、このワザを使いこなすことがカービィ使いの第一歩といっても過言ではない。慣れれば簡単なので、たくさん練習して当てられる状況と間合いをつかもう。
当て方のバリエーション
高性能なワザだからといって、ぶっぱするのはいただけない。もともとヒットバックが小さいキャラなので当て身投げの餌食にされやすい。が、同じワザでもジャンプのタイミングによって当て方は大分かわってくる。バリエーションを増やして動きを読まれないようにしよう。
また性能が良いといっても、それはカービィのワザの中での話で、基本のリーチが不足している点に変わりはない。過信してはいけない。
- SJ空中後…発生の早さと判定の強さを活かした使い方だが、これだけ連発するのは意味が無い。むしろ当てられる状況が限られているのでとっさに出せるかがポイントとなる。
- NJ最速空中後…ニュートラルジャンプと同時に空中後を出す。基本となる使い方。
- SJ+二段目ジャンプ空中後…ショートジャンプの後に一度浮遊してから空中後を出す。少し難しいがフェイントになる。
- NJ最速空中後+二段目ジャンプ空中後…NJ最速空中後のあとに一度浮遊して再度出すと、ちょうど同じくらいの高さで2発目の空中後を出すことができる。牽制に最適。
- 飛び込み空中後…地上にいる相手に空中から攻撃する場合はこれ。相手の死角となる斜め上から攻撃する。もっとも当てやすいが、当て身投げなどの反撃も受けやすい。こればっかりになってしまわないように。
SJ…ショートジャンプ
NJ…ニュートラルジャンプ
つかみからの連携を狙う
カービィはつかみからの連携が強力なため、相手のダメージが低い序盤戦は強力なダメージソースになりうる。いわゆる前投げコンボと呼ばれる。このコンボは前投げ→空中上の後、キャラクターによりつながるワザが変わってくる。どのキャラにどのコンボが決まるか把握しておくと良いだろう。また、コンボの途中で抜けられてしまうこともあるので、ある程度の読みも必要になってくる。
積極的にしかけていきたいところだが、つかみだけあってやはりタイミングが難しい。つかめる状況と間合いは実戦で覚えるしかない。コンボを決められるようになれば相手に「この人うまいんだ…」とプレッシャーを与えることができる。細かい連携についてはコンボのページを参照されたし。
アイテムを有効活用する
もし、アイテムの設定をオンにしているのなら、積極的に利用しよう。ノーアイテムの設定でタイマンを多くしていると抵抗を感じるかもしれないが、アイテムを使うことは別に卑怯ではない。むしろスマブラはそういうゲームなので使えるものはどんどん使おう。
真上と真下からの攻撃に注意する
カービィの意外な弱点、それは真上・真下から攻め込まれることである。高高度から空中下などで攻める分にはよいのだが、攻め込まれた場合はまったく逆。反撃できるほど判定の強いワザがないため、対処できない。ストーンで一点突破も考えられるが隙が大きいため頻繁に使うにはリスクが高すぎる。
こういった場合は無理な行動をせず、回避に専念したほうが無難。また、それ以上に真上・真下をとられないように立ち回ることが重要である。
自分よりうまい相手と遭遇したときは
オンライン対戦で自分よりうまい相手とあたってしまったときは、回避に専念してみよう。大抵の場合、強引に攻めにいっても返されることが多い。ここは下手に攻めにいかず回避に専念してみよう。相手の動きをよく見ることで攻撃のクセやパターンがわかってくるはずだ。また、攻撃を避け続けることで相手が焦りはじめ、微妙な変化がでてくるかもしれない。大ワザを連発してくるようなら占めたもの。隙を突いて反撃しよう。
どんな時でも冷静で慎重に
オープニングヒットをとられたり、相手のコンボをくらってもあせらずに対処しよう。大抵の場合、相手の方がリーチが勝っており、体は小さくても攻めていけば攻撃はもらいやすい。これは仕方がないので、多少ダメージを負ってもマイペースを貫く姿勢が大切だ。