上級者向け攻略
スマブラをする上で相手との距離の取り方はとても重要である。各キャラの特徴や短所などを知り尽くした上で、そのキャラに最も適した間合いを取り、距離を保つことでゲームの主導権をキープしよう。
有利な間合いをキープできる方法を考える
カービィはリーチが短いため、カービィにとって最適な間合いは、基本的に相手のリーチ範囲内になる。つまり自分の攻撃より相手の攻撃の方が先に当たってしまう。かといってフォックスやキャプテン・ファルコンのように10を0にするダッシュ力があるわけでもない。リーチ差に加えて、このハンデは厳しいので、この弱点を以下にして克服するかが勝負の鍵となる。
1) ステップを利用する
ステップとはダッシュの予備動作のこと。スティックを横に弾いて、すぐニュートラルに戻すとキャラが一歩走りこんですぐ止まる、この一連の動作のことをいう。
ダッシュとは違ってブレーキの隙もなく、キャンセルできる行動も広いため相手の動きを見ながら近づくのに最適。ダッシュ扱いになるので、ステップ中はダッシュ攻撃・ダッシュつかみが可能。ステップ→ガードで様子見、ステップ→つかみ、ステップ→横強など選択肢は多い。
2) 浮遊を利用する
もっともポピュラーな間合い取り…それが浮遊。6段ジャンプと空中制御力というキャラの強みを活かせるが、相手もそれを利用してくるのは百も承知。さらに手練は着地狩りを狙ってくる。有効な手段であることには違いないが、間合いの調節を常に空中でやるのはオススメできない。
3) 牽制ワザを使ってみる
牽制とは相手の様子を見るためにワザを振ること。隙の小さいワザや攻撃判定の強いワザを使って相手の行動を制限する。空中後や横強が有効。直接あてても構わないが、固めてつかみにもつなげていきたい。やみくもに振って逆に相手に攻撃のチャンスを与えないように注意しよう。
4) 置きワザを狙ってみる
置きワザとは格ゲーの用語の一つで、本当だったら空振りするような間合いで、相手が突っ込んでくることを見越して(予測して)、カウンター狙い気味に技を出すことを言う。
置きワザに使うワザの条件として、隙の少ないワザである必要がある。これは相手が攻めてこなくてワザが空振りしても、相手が反撃を狙いづらいようにするためである。その他の条件としては、判定が強いこと、空振りした後に前進しないこと(前に出る技だとそれだけ空振り時に反撃が狙われやすくなる)が求められる。できればカウンターヒット時の見返りが大きいとよい。カービィの場合は「横強」が安定か。
5) ファイナルカッターを使ってみる
まぁ、一応。初心者にはめっぽう強いファイナルカッターだが、モーションが大きいため上級者相手にはほとんど意味をなさない。衝撃波があたるギリギリの位置でたまに使うぐらいが丁度いい。
6) 相手の動きを予測する
上記の動かし方に加え、有利な間合いをとったり、駆け引きをするには相手の動きを予測することが有効。各キャラの特徴や戦術、攻めの起点となるワザや横緊急回避の移動距離を知っておけば、おのずと対策も立てられるので、それだけ戦いも有利に進められる。苦手な相手は実際に使ってみて動かし方を研究してもいい。また、このサイトのキャラクター攻略では各キャラの対策を載せてあるので活用してほしい。
上記1〜5の動きができるようになったら、相手の動きを予測しながら戦うといいだろう。そして相手の動きに合わせた立ち回りをしていきたい。ガン攻めできないキャラなので攻めながらの読みが求められる。
好き勝手動きまわるのは簡単だが、相手の動きに合わせるというのはかなり大変。結局は経験がものをいう世界である。
差し合いに弱いという弱点を克服する
差し合いとは相手の攻撃を回避またはガードし、ワザの戻り際に反撃すること。切り返し・割り込みとも。カービィはリーチ不足とガード漏れがおきやすいため、こういった繊細なやり取りでは常に泣かされる。リスクをとってガーキャンつかみを狙ってもガードの反動で後ろに下がってしまいつかめなかったり、リーチで勝る相手に中途半端に攻撃を当てると、十分に距離が離れず割り込まれることもしばしば。カービィは差し込みに向いてないが、相手はそれを狙えるのである。この差は非常に大きい。したがって基本的に受けには向いてない。
この弱点を克服するには常に攻めのスタンスを崩さないようにすることだ。空中後や横強をメインに慎重に攻めながら、相手の動きを読み場合によってはつかみや弱連打を狙おう。相手の出方を伺うのではなく、先手先手でプレッシャーを与えていき、穴が開いたら一気に攻めこむのが理想だ。
コンボのバリエーションを増やす
差し合いの弱さをカバーするためにも、コンボのバリーエーションは増やしたい。前投げコンボ以外にも上強→空中後(空中上)や弱連打→横スマなど狙えるコンボがあるので瞬時に出せるようにしたい。コンボについてはコンボのページを参照してほしい。自分でオリジナルにコンボを開発するのもいいだろう。その際は威力を重視するより、成功率の高さ・反撃を受けにくさを重視した方がよい。いいコンボがあったら教えて下さい。
冷静さを保ち、精神を集中して、興奮しすぎないよう、そして疲れないよう
相手に攻めこまれていたり不利な状況であっても冷静でいるのはもちろんだが、攻めるときもそのスタンスをキープしたい。コンボなど繊細な操作が要求される状況では、思わず力が入ってしまい、操作ミスしてしまいがちになるからだ。拳は熱く!頭は冷ややか!基本じゃ!